キューブに搭載されるエンジンは、1.4リッターの直列4気筒DOHC。キューブには4WDもあるが、キュービックはFFのみ。通常、トランスミッションはMT/ATの違いだが、キュービックの場合はAT/CVTのどちらかを選ぶ仕組み。ATが4速、6速のマニュアルモードを備えたCVT。ベーシックなオートマがいいか、変速ショックのないCVTがいいかはユーザーの好みの問題。CVTならマニュアルモードも付いているので、走りを楽しみたいのであればCVTのほうがお勧めできる。
エンジンのスペック的にはAT/CVTどちらも同じ。最高出力98ps、最大トルク14.0kg-m。10・15モード燃費は、若干CVTのほうが有利で、16.8km/h(ATは16.0km/h)。
実際走ってみると、ホイールベースが延長されたことで、キューブよりも多少の落ち着きが増したといえる。市街地を普通に走っている分には何の不満も感じられず、アクセルペダルを踏んでいけばグングンとスピードが出る。高速巡航でも特に問題は感じられない。