エクリプスは古くは昭和62年にデビューしたギャランをベースに作られたスポーツクーペで、1989年からは北米専用モデルとして現地で生産されてきた。1990年には日本への輸入が開始され、1994年に2代目に変わった後、1996年と1997年にはオープンモデルのスパイダーが限定販売されてきた。
現行モデルは1999年に発売された3代目モデルで、2000年からスパイダーを設定してきている。販売台数のボリュームはごくわずかでしかないが、新型車の投入が途絶えていた三菱としては、少しでもラインナップを充実させようと、3代目モデルの輸入を始めることになったもの。
3代目モデルは完全にアメリカンサイズになって全幅が1700mmを大きく超え、搭載エンジンもV型6気筒SOHCの3000ccのみの設定。ATはマニュアル操作が可能なスポーツモード付きのINVECS-?が組み合わされている。前輪がストラット式なので、プラットホームは従来からのものを流用している。