自慢のラゲージスペースはさらに広く
今回のマイナーチェンジで変更が加えられたのは主にエクステリアで、フロントとリアのランプ、バンパーとバックドアガーニッシュのデザインが変更された。新色には人気のシルバーメタリックが追加され、ボディのくっきりとした流れと相まって刃物のような切れ味鋭いスタイルに仕上がっている。
インテリアは個性的な逆三角形のインパネとドアトリムの色がダークグレーに変更。また、シート地の基調色はブラックにすることでスポーティな印象は走りと同様、シャープな演出となっている。シルバーのボディとのコントラストも美しい。
走行性能は定評あるカタめのフィーリングを、操舵に対してきびきびと反応するようにリヤサスのメンバー補強など、細部に渡り変更が施された。これにより走行時の安定性と乗り心地を向上させたという。
ワゴンの代表格、スバル・レガシィに対抗して走りのよさと使いやすさを磨いてきたカルディナ。ライバル、レガシィに走りの面でどこまで近づいたのか興味深いところ。購入するときには、両車を乗り比べてみるのもよいだろう。
代表グレードZTで駆動は4WDとFFを選択できる。トランスミッションは5ATで価格は182.7万円(Z)〜305.55万円(GT-FOUR)。