伊太利亜×独逸が生んだスーパーメルセデス"CLK デジーノbyジョルジオ・アルマーニ"
ダイムラー・クライスラーは、イタリアを代表するファッションデザイナー「ジョルジオ・アルマーニ」とメルセデス・ベンツの共同プロジェクトとして、ジョルジオ・アルマーニ氏が内外装をコーディネイトした特別仕様車「メルセデス・ベンツ CLK デジーノbyジョルジオ・アルマーニ」を、3月31日より全国のメルセデス・ベンツ正規販売店を通じ限定発売を開始しました。
「メルセデス・ベンツ CLK デジーノbyジョルジオ・アルマーニ」は、ユーザーの要望に応じて内外装に特別なカラーや素材を使用するメルセデス・ベンツの特別注文プログラム「デジーノ」の一環として、アルマーニ氏のアイディアをメルセデス・ベンツの職人が形にしたスペシャルモデルです。5.0リッターV型8気筒エンジン搭載のCLK500カブリオレをベースに、アルマーニ氏が自ら選定したカラーコンビネーションと素材が採用され、販売台数は世界でわずか100台、日本では30台と、デザイン性・希少性が共に高いものになっています。
ボディーカラーは、アルマーニのトレードマークである控えめなグリーンの濃淡を伴った艶消しのサンドカラー「マグノ・サビア」で、滑らかで美しいボディラインを一層引き立てています。この“サビア”カラーの塗料は、メルセデス・ベンツ デジーノ部門によって今回特別に開発されたそうです。ソフトトップは塗料と同様、本モデル専用に開発されたもので、ハイテク素材を使用した同色系のものになっています。また、メルセデス・ベンツのチューニングブランド、AMGデザインのフロントスポイラーやサイド＆リアスカートと、18インチAMG5スポークアルミホイールが、上質なスタイリングの中に躍動感を与えています。
シートは、乗馬の鞍を思わせる明るいブラウンの最高級本革と、高級スポーツウェアにも用いられる「サビア」カラーのハイテクファブリックを組み合わせたもので、その斬新で美しいデザインだけでなく実用性も兼ね備えているところが魅力です。また、ウッド素材ではなくシートと同系色のブラウンの本革を用いたドアトリムやコンソールトリム、艶消しに仕上げたクロームパーツなどにより、細部にまでアルマーニ氏ならではの優美なこだわりが詰まったコーディネーションがなされています。それはまさに、エレガンスを極めたデザインと色が宿った一台と言えるでしょう。
価格は1260万円で、日本での販売台数30台の内1台はアルマーニ氏の日本のビジネスパートナーに販売するとのことです。残りの29台については、5月15日（日）までに全国のメルセデス・ベンツ正規販売店に申し込み、販売・納車を開始し、希望者多数の場合は抽選になるそうです。また、特別限定仕様車証明書付で、車両と同様にデジーノブラウンの高級皮革素材を用いた証明書がオーナーのもとに届くとのことです。
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