ホンダ シビックコンセプト
シビックコンセプト

最近のトレンドを取り入れマフラーはバンパーと一体化。

シビックコンセプト

まるで3HBのように見えるサイドビュー。でも、実は5HB。アルファ156と同じ手法。

3ドアのように見える流麗な5ドアHB

 ヨーロッパでの大きな実績はないホンダだが、VWゴルフやオペル・アストラ、フォード・フォーカスなどの強豪揃いのCセグメント向けに、シビックの専用モデルを2006年初めからリリースするようだ。そのコンセプトモデルが、ホンダ・スタンドのメインイベンターとして、展示されていた。

 欧州仕様だけあって、5ドアハッチバックで、アコードにも積まれている140psを発する2.2Lのi-CTDiと呼ばれるクリーンなディーゼルユニットをラインナップ。横滑り防止装置であるVSA(車両挙動安定化制御システム)やサイドカーテンエアバッグをすべてのグレードに標準化するなど、安全面においても抜かりはない。

 欧州仕様のシビックは、ホンダのイギリス工場で生産される模様で、ディーゼルユニットの製作も同工場で行う予定だ。北米マーケットには、今年2月のシカゴ・ショーで発表されたシビックSiコンセプトが導入される可能性が高く、市場にあわせて仕様を変更し、リリースしていくようだ。