ブリっと迫力のフェンダーは、新型エスクードの特徴。ただし、ボディサイズは1810ミリとかなりワイド。 2リッター直4エンジンは145馬力と19.7kg-mのトルクをアウトプット。 後部に収まったV6エンジンは、前後の重量配分50:50に貢献。184馬力&25.5kg-mを発揮する。 ススキでは珍しい自発光式の独立の3眼メーターを採用。 シート地はブラック系のみ。SUVなら、もう少し遊び心のあるインテリアカラーや素材も選びたい。 後方にドーンと開くテールゲート。ラゲッジスペースは、スクエアで使いやすいのがポイント。ただし、スーパーのタイトな駐車場を考えるとガラス部分だけでも開いて欲しいと・・・。 最近のカーデザイントレンドを巧みに使ったスタイリッシュなスタイル。 |
先代の面影はナシ! だけど、カッコよい! 素直にカッコよくなった、と思った。新型エスクードは、先代モデルの面影をほとんど感じさせないくらい大幅なモデルチェンジが施された。先代のエスクードはというと、全体的に少々無骨だが柔らかなボディラインをもった重厚感のあるスタイルだった。そのため、良くも悪くもスポーティイメージとは無縁の個性的な雰囲気を醸し出していた。新型エスクードは、そんなイメージとは決別。シャープなキャラクターラインに、迫力あるフェンダー、精悍なフェイスとスポーティさを全面に押し出してきたのだ。どちらかというと、2代目というより初代のイメージを踏襲しているように見える。 前後重量配分は50:50.。走りにこだわったオフローダー! そのスポーディフォルムを通り、本格的なオフローダーとしてのパフォーマンスを兼ね備える。なんと前後の重量配分は、約50:50というスポーツカー並み。さらに、生産効率や居住性に優れたFF化を行なわず伝統のFRレイアウトを継承した。フロントのオーバーハングはほとんどないし、エンジンルームを開けるとエンジンはググッと後方にレイアウトされている。まるで、BMWのエンジンルームを見ているような気持ちになる。 安全装備の簡略化は・・・。 インテリアはというと、スポーティ&タフをテーマにブラックを基調としてまとめられている。残念なことにインテリアカラーは、ブラックのみ。スポーティ&タフは分かるが、明るく開放的なインテリアカラーというのもSUVというクルマのキャラクターを考えると必要だと思うのだが・・・。
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2005.5.16
スズキ エスクード
※本記事内に安全装備への言及がありますが、安全装備には作動条件や限界があります。機能を過信せず、安全運転を心がけましょう。