ヨーロッパ車の中でもスポーティなイメージを強く持つのがアルファロメオ。かつてモータースポーツシーンで活躍した歴史を持ち、多くのユーザーの憧れを集めている。アルファのコンパクトカー147は、手頃なサイズのハッチバックボディに2.0Lエンジンを搭載し、軽快な走りを示すクルマとして人気になっていたが、マイナーチェンジによって外観イメージを変更し、足回りなどに改良を加えてきた。
外観デザインはフロント回りを中心に微妙な変化を遂げている。ヘッドライトは切れ長のシェイプを持つ3連タイプに変更され、バンパー左右に分割するアルファ独特の盾型ラジエターグリルは、ボンネットフードに対して低い位置に設定された。これらの変更のためにフロントのオーバーハングが延長され、ボリューム感も表現されている。当然ながらバンパーやフェンダーの形状も変更を受けている。
リヤはテールランプが切れ長でモダンなデザインに変更されたほか、テールゲートの下部にメッキモールがアクセントとして設けられたことなどが変更点だ。