フォルクスワーゲン、自動車リサイクル料金を発表!

フォルクスワーゲン グループ ジャパンは6月28日、2005年1月から施行された自動車リサイクル法に基づき、2004年度(2005年1月〜3月)の特定再資源化等物品(ASR・エアバッグ類・フロン類)3品目の再資源化状況を報告した。
 自動車のASR(自動車シュレッダーダスト)・エアバッグ類・フロン類の3品目については、適正処理・再資源化に関わる業務を、ユーザーから預託を受けたリサイクル料金によって行なわれている。フォルクスワーゲン グループジャパンでは、今後も引き続き、自動車リサイクル法に沿った処理を確実かつ円滑に行うとともに、ユーザーおよび関係事業者への理解活動を通じて、全力で取り組んでいくとのこと。

【再資源化を実施すべき量に関する基準の遵守状況】
■ASR(シュレッダーダスト)
シュレッダーダストリサイクル率:50.8%
引取シュレッダーダスト量:195.2t
委託全部利用投入シュレッダーダスト相当量:14.6t
リサイクル施設投入シュレッダーダスト量:109.1t
リサイクル施設排出残渣合計:14.6t
委託全部利用排出残渣合計:0.1t
減量されたシュレッダーダスト重量:4.7t
シュレッダーダストとして引き取った台数:1,045台
受託全部利用に引渡した解体自動車台数:77台

■エアバッグ類(ガス発生器)
エアバッグ類リサイクル率:95.7%
引き取ったエアバッグ類の総重量:4.7kg
引き取ったエアバッグ類のうちその全部又は一部を原材料又は部品その他製品の一部として利用することができる状態にしたものの総重量:4.5 kg
引き取ったエアバッグ類の個数:1,386個
・そのうち解体業者において取外し回収処理されたエアバッグ類の個数:279個
・そのうち解体業者において車上作動処理されたエアバッグ類の個数:1,107個
引き取ったエアバッグ類に係る使用済自動車の台数:437台
・そのうち解体業者において取外し回収処理された使用済自動車の台数:78台
・そのうち解体業者において車上作動処理された使用済自動車の台数:337台
・そのうち解体業者において未作動エアバッグ類の一部を取外し回収し、残りを車上作動処理した使用済
 自動車の台数:22台

■フロン類(CFC=クロロフルオロカーボン 、HFC=ハイドロフルオロカーボン)
引き取ったCFCの量:125kg
引き取ったHFCの量:180kg
引き取ったCFCに係る使用済自動車の台数:382台
引き取ったHFCに係る使用済自動車の台数:463台

【収支の状況(単位:千円)】 
払い渡しを受けた預託金:ASR(9,998)、エアバッグ類(1,231)、フロン類(1,775)
再資源化等に要した費用:ASR(16,808)、エアバッグ類(1,402)、フロン類(1,803)