【企画・構成】 近藤暁史 【デザイン】 ディラン/デジタルモリス |
パイオニア サイバーナビ AVH-P9DVA II \ 241,500 + AVIC-H990 \210,000 合計 \451,500(税込) |
HDDナビゲーションシステム (G-BOOK ALPHA対応) |
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スタート地点として選んだのが山中湖。関東以外の方はイメージしにくいかもしれないが、都内からのアクセスとしては高速道路で行く場合、中央道か東名かで大いに迷う場所だ。ということで、まずはスタート地点を山中湖にした。最終的には成田空港を目指すが、経由地として国会議事堂を設定。こちらも中央道(首都高4号線)と東名(首都高3号線)の中間に位置するだけに、じつに複雑だ。果たして両カーナビ、どういったルートを選択するか!? |
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タッチパネルなのでダイレクトに押せて素早く操作できる。検索や経由地設定なども素早く、ルート探索もまったくストレスなし | こちらもタッチパネルなので操作はとても楽。ルート検索の早さはもちろんのこと、メニューやボタン表示がシンプルで扱いやすい | |
中央道ルートのいいところは、山中湖からすぐに有料道路&高速道路に乗れ、そのまま都内まで一般道なしで行けるということだ | 山中湖から東名高速の御殿場ICまで行くには、一部有料道路を通るものの、かなりの距離、一般道を走らなくてはならない。しかも渋滞気味 | |
中央道はクルマの数も少なくてとてもスムーズに進むことができた。途中、工事で車線規制があったものの、とくに影響はなかった | やっと御殿場ICに到着。ここから東名だ。雨が降っていて走行注意になっているものの、肝心の渋滞の表示についてはなくひと安心 | |
問題発生! 中央道から続く首都高4号線が全線渋滞。路肩の掲示板だけでなく、カーナビ上にも情報が表示され、再探索が始まる | 東名のほうがカーブも緩やかで、車線も多く走りやすい。カーナビの画面上も渋滞表示などはなく、不安なく東京に向かって進むことができる | |
結局、4号線に入るところで一般道へと降りたものの、こちらも渋滞で、ダラダラと進む。そのまま乗っていたほうがよかったか…… | 東名からつながる首都高3号線に入ってしばらく行ったら、渋滞が発生。一般道に降りろという指示もなく、ただ渋滞の流れに身を任せるのみ | |
しかし、ただ一般道に下ろすだけでなく、マメに状況を読んで再探索を行ってくれ、渋滞の少ないルートを常に教えてくれるのは頼もしい | 環状線に入るところで、指示ルートの方面は流れ出した。結果として首都高に乗り続けていたのがよかったのかはじつに微妙なところではある |
中央道を選んだサイバーナビ。一方、東名を選んだのがトヨタ純正カーナビだ。距離的にはほぼ一緒(190km)なのだが、トヨタ純正カーナビは高速に乗るまでに一般道を結構な距離走らなくてはならなかった。東名は空いていたものの、首都高は渋滞しており、ノロノロと進みながら国会議事堂まで到着した。一方、サイバーナビは距離の短い中央道を選んだものの、都内に入る首都高が大渋滞。結局、首都高には入らずに一般道をマメに渋滞回避しながら、国会議事堂に到着した。しかも時間的にはサイバーナビのほうが早かった。ルート再探索の巧妙さが好結果につながったといっていいだろう。 そして、国会議事堂前に集合したら、再スタート。目指すは最終目的地の成田空港だ。まさに関東&都内横断の壮大なテストだが、次にチェックすべきは京葉道路か東関道かというのに加えて、高速にどこから乗るかという点にも注目。 |
高井戸までは高速で順調。その先が渋滞しており、判断に注目だったが、結局は一般道をひたすら渋滞回避で進んだのが功を奏した | 首都高が渋滞していたのに加えて、山中湖から御殿場までが一般道を通らねばならず、ここで時間がかかってしまったのが痛かった |