新コンセプトで生まれ変わったエブリイ・シリーズ
スズキは、軽乗用車「エブリイワゴン」と軽商用車「エブリイ」をフルモデルチェンジし、8月26日より全国一斉に発売を開始した。
「エブリイワゴン」、「エブリイ」は、1964年9月に発売したキャブオーバータイプの軽自動車「スズライト キャリイバン」を前身とし、以来41年間、多くのユーザーから好評を得てきたロングセラー車である。
新型「エブリイワゴン」は、「ファミリーがファーストカーとして選んで満足できる『軽ミニバン』」をコンセプトに開発された。快適な居住空間や利便な積載性能を追求し、後席足元の前後長の拡大や、助手席前倒し機構などを採用するとともに、パワースライドドアを採用するなど、乗用車としての日常の使い勝手が一層高められた。
新型「エブリイ」は、「荷室とキャビンの使い易さを向上し、進化させた『仕事の道具』」をコンセプトに開発された。荷物の積み下ろしをスムーズにするため、リヤコンビランプをバンパーに組み込み開口部を広くした商用車専用のボディーデザインと、長尺物を積載する時に便利な、助手席前倒し機構などを採用し、扱いやすさを向上した。
共通の装備として、全車にインパネシフトを採用し、前席左右ウォークスルーが実現され、乗降性が優れた。 また、車検証とティッシュBOXを同時に収納できる大型グローブボックスを装備し、多彩な収納スペースを確保した。その他、L型ロアーム+サスペンションフレームの新構造を採用し、サスペンションの取付け剛性を上げることで、操縦安定性と乗り心地が向上した。
価格は、エブリイワゴンが116万250円〜165万9,000円まで、エブリイが87万9,900円〜138万3,900円まで。