バカンスに最適なモデルとしてヨーロッパで人気
ルノー・ジャポンは9月9日、ヨーロッパでNo.1の支持を受けるミニバン「ルノー グランセニック」を、9月20日より全国の正規販売店で発売すると発表した。
「ルノー グランセニック」は、ヨーロッパにおけるミニバンの先駆モデルである「ルノー セニック」のホイールベースを伸ばした広い室内に、使い方に応じて自由にアレンジできる3列シートを装備したモデルである。
ヨーロッパ、特にフランスは、日常を離れ家族との“バカンス”を楽しむために、車に荷物を満載し、時には1日1000kmもの道のりをドライブすることで知られている。「ルノー グランセニック」は、そのようなフレンチ・スタイル・バケーションに最適なクルマとして、ヨーロッパで人気のモデルである。
インテリアは、約1.4平方メートルの広大なフロントガラス、約1.6平方メートルの大きなパノラミック電動ガラスサンルーフを始めとする大きなグラスエリアと、ベージュのインテリアカラーで、明るく開放的な印象を受ける。また、広い室内から乗員全員が見やすい位置に配置されたダッシュボード、タッチデザインコンセプトにより操作しやすいスイッチ類、後席の子供の様子が確認できるチャイルドミラーなど、家族のコミュニケーションをサポートする機能的な装備が充実している。さらに、視認性に優れたセンターメーターや、電動パーキングブレーキなどの先進装備の数々も見逃せない。
大容量の収納スペースと多彩なシートアレンジも魅力的である。前席と後席の足元にあるアンダーフロアボックス、フロントシート下のアンダートレー、ドアボックスなど、スペースを有効に活用した収納を、2.0グラスルーフには16個、標準グレードには12個備え、テールゲートには、荷物の出し入れに便利なガラスハッチを装備する。2列目シートは、全席独立でスライド/リクライニング・ホールディングができ、取り外しも可能、また、シートを折りたたんで、テーブルとしても使用できる。3列目シート2席は、簡単な操作でそれぞれ床下に収納できるため、荷室は最大1920リッターまで拡大できるというから驚きだ。
ユーロNCAPの衝突安全試験において5つ星を獲得するなど、ヨーロッパ最高レベルの安全性を誇るルノー グランセニック。価格は、標準モデルが279万8,250円、2.0グラスルーフは309万150円となっている。
代表グレード
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2.0グラスルーフ
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ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
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4,495mm×1,810mm×1,635mm
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車両重量[kg]
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1,620kg
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総排気量[cc]
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1,998cc
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最高出力[ps(kw)/rpm]
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133ps(98kw)/5,500rpm
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最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
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19.5kg-m(191N・m)/3,750rpm
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ミッション
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マニュアルモード付プロアクティブ4速AT
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10・15モード燃焼[km/l]
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定員[人]
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7人
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税込価格[万円]
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309万150円
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発売日
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05/09/20
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レポート
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CORISM編集部
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写真
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ルノー・ジャポン
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