収集したミニカーの一部

70年代半ば、スーパーカーブームに影響され再び集める!

 子どものときに夢中になったミニカーを、再び集めるようになったのは大学生になった70年代半ばからだ。ちょっと金銭的に余裕ができたし、自動車の免許も取ったから、より身近なものとなったのである。その当時はスーパーカー・ブームの真っ只中。本物は変えないから、フェラーリ365BBやランボルギーニ・カウンタック、ディーノ246GT、ポルシェ930ターボなどのミニカーをせっせと集めた。当時の主流は43分の1スケールだ。それなりにいい出来だったと思う。

 その後、会社勤めして住まいが手狭になった。そこで実家にクルマ関係の資料とおもちゃを運んだ。これが間違いだった。手に汗して手に入れたカタログとクルマ雑誌は捨てられ、ミニカーは親戚の子どものおもちゃとなり、ほとんどが行方知れずとなったのである。がく然とした。
 
 再びミニカーにはまったのは、結婚した80年代になってからだ。自分で乗った愛車だけでもミニカーで集めよう、と思ったのがきっかけだった。また、ちょっと気に入ったクルマも買っている。43分の1スケールだけでなく、もっと小さなサイズやチョロQも集めるようになった。
 
 あれから20年余り、そりのころはミニカーになっていなかったクルマも、最近はモデル化されるようになっている。ホンダS600クーペはその代表だ。だが、人気がないため、いまだにミニカー化されていないクルマもある。その筆頭がスバルのフォレスター。初代モデルは、スバルのディーラーでちんけなピッコロサイズのものを配った。だが、2代目はモデル化されていない。愛車だけにぜひともコレクションにしたいのだが、これは叶わぬ夢か。とっても悔しい。

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達人のコレクションをご紹介

ミニカー、コレクションの一部

 80年代から愛車のミニカーを集めるのに熱中するようになりました。その一部を紹介します。ボクが学生のころに乗っていた、いすゞのベレットを筆頭に、初代のVWゴルフ、スカイライン2000GT−B、シビック、ヴィッツ、ホンダS800クーペ、VWポロなど、さまざまなジャンルのクルマがあります。フェスティバのようにミニカー化されていないクルマやフォレスターのようにピッコロサイズしかないクルマもあり、すべてを集めるのは困難です。

ホンダS600クーペ

ホンダS600クーペ

 ボクはホンダのS800クーペに乗っていたことがあります。子どものころ、ホンダS800のプラモデルを買い、組み立てました。そのときの思いが強かったのでしょう。中古車で買ってしまいました。そしてミニカーも買ったのですが、我が家にあるのはS800の兄弟車のS600クーペです。ボクの愛車は66年式の理ジッド仕様でした。これに対しS600と初期のS800はユニークなチェーン駆動です。S600はフロントマスクやリアコンビランプなども違いますが、こちらも気に入っています。

思い出の黄色いゴルフのミニカー

思い出の黄色いゴルフのミニカー

 キズだらけの黄色いVWゴルフは、独身時代の最後の愛車です。77年式1600GLEは鮮やかなマイアミブルーでした。子どもたちが落としたり、遊んだりしたのでキズだらけですが、これもいい思い出になっています。初代ゴルフはホントにいいクルマでした。ディーゼル車がほしかったのですが、当時は人気が高くて手に入れることができませんでした。GTIも素晴らしいパフォーマンスの持ち主です。