津久井の山の中で、こういうモノを作っていたりするのです
錆びた釘]を意味するRUSTY NAILSとゆ〜名の工房で、JUNKスタイルの家具や生活雑貨を創っている。要するに捨てられてしまうガラクタに、新たな命を吹き込んで生活の中で再び活躍してもらうのが目的だ。ボクが住む津久井周辺にはいくつもの湖があり、川や森があり、材料調達には事欠かない。ツルや枯れた木、流木、錆びた鉄屑などの材料をどう組み合わせるか考えるのは、実に楽しい作業だ。台所用品に植物を植えてプランターにしたり、古いミシンの脚に風化した板をのせてテーブルに変身させる、なんてやり方は、今や定番になっている。劣化するごとに環境の敵となるプラスティックとは違い、自然素材を使った道具は時とともに増す使用感が逆に魅力となるのだ。