世界でも屈指の活火山、それが浅間山
141号から国道18号へ。小諸の街の向こうに見えてくるのが浅間山である。群馬県吾妻郡嬬恋村と長野県北佐久郡軽井沢町の境にある安山岩質の複合火山。標高は2560m。世界有数の活火山で、バリバリの現役。その頂から白煙が昇っているのを確認することもしばしば。山麓に軽井沢という日本屈指の観光地を抱えているが、浅間山への登山は自己責任でどうぞの状態。火口への立ち入りは禁止されている。ちなみに、火口から何キロ以内は立ち入り禁止といわれているが、それは大自然相手なのでご注意を。
日本有数のドライブコースである鬼押ハイウェイ
国道18号で軽井沢の街を抜けると到着できるのが鬼押ハイウェイだ。このルートは軽井沢と嬬恋を結ぶ有料道路で、通行料金は普通車が620円となっている。この道はそのまま万座ハイウェイにつながり、浅間白根火山ルートを形成している。万座ハイウェイはワインディングが主体となっているが、鬼押ハイウェイはその名の通り直線が主体で、ハイウェイのような状態になっている(制限速度は守りましょう)。
霧に包まれることも多い鬼押しハイウェイであるが、晴れた日には浅間山や小浅間が間近に迫り、遠くに白根山や万座山、四阿山の山並みを望み、文字通りの絶景を味わうことが出来る。
冬は冬で純白のベールの山々に包まれて神秘的な光景を目に出来るのだが、走行には細心の注意が必要となる。軽井沢方面をスタート地点とすると、始点である峠の茶屋が最高地点1655mとなる。そこから一気に下り嬬恋に向かうのだ。嬬恋からの場合は、その逆で全部が登りとなる。標高が高いので真冬は全線凍結状態となる鬼押ハイウェイ。その走行には、くれぐれも細心の注意を。まぁ、長距離の登りや下りはドライ路面であっても気をつけなければいけないのだが。
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