細かいアクセントの効いたインテリア
Zはインテリアのなかでアクセントとなるパーツに、アルミ材を使っていることで有名だが、今回はその使用部位を拡大。カップホルダーのつまみ、3連サブメーターのリング、エアコンダイヤルなどもアルミ化された。
また、ドアハンドルのパネル部分、3連メーター部分などにはソフトフィール塗装を採用。最近のインテリアのフィニッシュではこうしたソフト化がひとつの流行となっていて、手に触れる部分の感触を柔らかくすることで、操作時に冷たい機械感を与えないようにしている。
使い勝手を追及し "使える" スポーツカーへ
実用的な部分では収納スペースの拡大が目立つ。カードホルダーや助手席のネットポケットを新設。さらに、ドアポケットにカップホルダーを設け、それを照明付きとすることで、ナイトドライブ時の演出を図っている。ドアポケットの開口部も広げられた。
2シータースポーツだけに、収納部の拡大はうれしいところ。ただし、カップホルダーの照明が、Zに似合うかどうかには疑問が残る。
代表グレード | 3.5 |
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) | 4315×1815×1315mm |
車両重量[kg] | 1480kg |
総排気量[cc] | 3498cc |
最高出力[ps(kw)/rpm] | 280ps(206kw)/6200rpm |
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm] | 37.0kg・m(363N・m)/4800rpm |
ミッション | 5AT |
10・15モード燃焼[km/l] | 9.0km/l |
定員[人] | 2人 |
税込価格[万円] | 338.1万円 |
発売日 | 2005/09 |
レポート | 諸星 洋一 |
写真 | 和田 清志 |
6MTのシフトノブ。大きなエンジンを操るに相応しい、ふとく存在感のあるデザインだ。
5AT車のシフトレバー。MT車に負けず存在感があり、運転する楽しみを与えてくれる。
アルミパネルが特長的なメーターは、スポーティで男っぽい印象。
今回のマイチェンで、3連メーターにもアルミメーターベゼルが追加された。
2名の快適性だけに重きをおいたコックピットは、若干ストイックなイメージも漂う。
シート後ろにはBOSEのウーハーが装着される(オプション)。2人だけの空間を最高に盛り上げてくれるアイテムだ。
上方向に開き、以外に使い勝手はいいラゲッジ。ロゴ入りの飾りもお洒落だ。
コンバーチブルの内装は、色のアクセントが魅力的。