3リッターのV6エンジンは野性的な魅力を持つ。サウンドもさらに進化し、スポーツカーらしい官能性を追及してきた。 
全車18インチとなったことで、スタイルにも走りにも一貫性が出た。垣間見えるブレンボのキャリパーが魅力的。 
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数値だけでなく、フィーリングや乗り心地も良くなった 改良前のＺでもっとも不満の大きかった部分、それは排気音チューニングだ。改良前のＺはなんとも頼りない音質で、スポーツカーらしさが少なかった。しかし、新型ではこの部分をしっかりと改良。乾いた音質で、エンジン回転の上昇にあわせてスカッとした音を持つ。この手を音質の持ちながら、じつはエンジン特性はトルクフルで、低速から扱いやすい。 スポーツカーらしいビシッとした足回り足回りには、フーガにも使われているデュアルフローパスショックアブソーバーを採用。乗り心地と高負荷時のスタビリティの両立を図っている。コーナリング時はビシッと決まり、乗り心地も改良前に比べればしっとり感がでているが、フーガのそれとは異なり、低速ではいかにもスポーツカー的なコツコツ感がある。しかし、それは許容範囲だ。Ｚはあくまでもスポーツカーであり、ハイパフォーマンスサルーンではないのだから。
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