シトロエンC6
シトロエンC6

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シトロエンC6

シトロエンC6

スタイル インテリア 走り&メカニズム

何にも似ていない超個性がシトロエンらしさ。

 IAA(フランクフルトモーターショー)で一目見たとき、ボクはC6に惹かれた。最近ではもっともシトロエンらしさが漂うモデルだからだ。それはボクが昔乗っていたCXを思い起こさせるデザインで、シトロエンらしい個性がぷんぷん匂ってくる。
 その筆頭は逆反りしたリヤウインドウだ。クルマを真横から見ると5ドアハッチのように見えるが、リヤウインドウが逆反りしていてハッチではなくトランクがある。ハッチに見えてトランクというのもシトロエンらしいのだ。
 C6にはシトロエンのフラッグシップとしての貫禄がある。特にルーフラインからつながったDピラーとテールランプ、トランクリッドの曲線、バンパーの佇まいなど、後姿には重厚感さえ感じられる。
 シトロエンのフラッグシップらしさはリヤドアにホイールハウスの切り込みがないことだ。縦のラインがきれいにサイドシルまで伸びている。
 こうした他社にはない強い個性こそシトロエンらしさであり、それを楽しむことがオーナーとしての喜びになる。

代表グレード
3.0i V6
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4,908×1,860×1,464
総排気量(cc)
2,946
最高出力[kw/rpm]
155/6,000
最大トルク[N・m/rpm]
290/3,750
ミッション
6AT
0-400m加速(秒)
16.8
0-100km/h加速(秒)
9.4
スタイル インテリア 走り&メカニズム