【速報】ニューヨーク国際自動車ショー:アキュラRDX

 北米で展開するホンダのプレミアムブランド、アキュラに新型車のRDXが加わった。RDXはMDXに続くSUV第2弾となる5人乗りのエントリーモデルで、昨年そして今年と、2度に渡りデトロイト・ショーにおいて、コンセプトカー、プロトタイプカーが発表されていたが、ついに市販モデルがニューヨーク・ショーでベールを脱いだ。

【速報】ニューヨーク国際自動車ショー:アキュラRDX

 MDXの下のクラスに位置するRDXのボディは、新しいグローバル・ライトトラック・プラットフォームを採用し、そのサイズは全長4590mm、全幅1869mm、全高1656mm。ホイールベースは2650mmで、ちょうどBMW X3と同じような大きさ。プロトタイプカーから大幅な変更もないが、エントリーモデルとはいえアキュラ・ブランドなだけに、スポーティさとプレミアム性を追求した仕上がりになっている。

【速報】ニューヨーク国際自動車ショー:アキュラRDX

 一方のインテリアも砲弾型メーターやスポーティなステアリングホイールを装備するなど、ドライビングへのこだわりも見て取れるフィニッシュで、これも今年のデトロイト・ショーで発表されたプロトタイプとほぼ同じ意匠にまとめあげられている。

 エンジンスペックは、バリアブル・フロー・ターボ(VFT)を組み合わせたことで、240psまで高められ、新開発の2.3L4気筒VTECターボを搭載。また前後輪の駆動力配分制御と後輪左右駆動力の独立制御により、走行状況にあわせて4輪全てに最適な駆動力を瞬時に自在に配分することできる、世界初の4WDシステム、SH-AWDを採用する。フラッグシップのレジェントに与えられたシステムが惜し気もなく積まれているのだ。ホイールはプロトタイプでは19インチだったが、18インチを標準で、19インチをオプションで設定する。