ミニクーパーPark Lane

『MINI PARK LANE(パークレーン)』にドキドキ

当初試乗予定になかったPARK LANEでしたが、幸運にもこちらもチョイ乗りすることがかないました。

 しかし・・・ヤバい!ヤバ過ぎます! 直感的に気に入ってしまいました!
 上品な内装。掛け心地の良いレザーシート、そしてこのシックな装い・・・
 ヤンチャなイメージのあるミニでもしっかり「オトナ」なムード、出せるもんなんですね。この意外性にちょっと驚き、そして急速に惹かれていきました。
ミニクーパーPark Lane
ミニクーパーPark Lane
ミニクーパーPark Lane

MINI PARK LANEは『エクスクルーシブ』なミニ

 こちらMINI PARK LANEのキーワードは「独自性」「高級感」「気品」。
 『英国』というコトバの響きからイメージされる、上品なイメージですね。設定はCOOPERとCOOPER Sのみ。白(もしくは黒)の色違いルーフに代わって新色シルバー色ルーフがセレクトできるのは他のモデル同様です。

 このシルバールーフ、今回のシリーズ中ではPARK LANEの「ロイヤル・グレー」と一番似合っている!と思うのはワタクシだけではないはず。写真ではわかりづらいのが残念です。気になる方はぜひ実車をチェックしてみることをオススメします。
 そんなロイヤル・グレーこそはPARK LANEのテーマカラー。この他に4色から選ぶことも可能です。
 SEVENと異なりこちらのロゴマークの扱いはあくまで控えめ。そこがまたそこはかとない高級感を演出していてGOODなのですね。
ミニクーパーPark Lane
ミニクーパーPark Lane
ミニクーパーPark Lane

『オトナ』になりたいあなたに・・・

 こちらにはなぜかONEの設定はなく、そんなワケで価格は258.3万円(COOPER・MT)から、と結構なお値段でございます。
 「ONEで十分じゃん!」などと前ページで書いたにも関わらず、このPARK LANEの雰囲気にはメロメロ。すっかり魅せられてしまいました。いいなあ、欲しいなあ。ま、クルマ選びって理詰めなだけのモノではありませんから、と言ってみたりして・・・。

 とはいえ価格以上の満足度はあります! 名実ともに「小さな高級車」と呼べるオトナのミニなんですね。

 さて、16インチの専用アルミにスポーツサスの組み合わせは、想像したより快適なフィールでした。今回は街乗りしか試すことが出来ませんでしたが、初期のスポーティなクーパーに比べ、乗り味も随分とオトナになった印象です。
 コレはデビュー5年目にして熟成が進んだことに加え、包みこまれるようなフィールを持つ専用シートに寄るところ大かもしれません。COOPER-Sオリジナルのスポーツシートとはデザインも違うようで、サイズもちょっとばかり大きめ。これぞ「英国」、っていうんでしょうか。そのなんともいえぬ居心地の良さにハマりました。

 年齢だけはオトナになってしまったワタクシ。コレに乗れば少しは真のオトナなオトコに・・・なれるのかな?

■参照: 【個性的な 3つの MINI 発売開始!!】
ミニクーパーPark Lane
ミニクーパーPark Lane

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グレード
MINI COOPER PARK LANE
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
3650X1690X1445mm
車両重量[kg]
1140kg
総排気量[cc]
1598cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
116ps(85kw)/6000rpm
最大トルク[N・m/rpm]
149N・m/4500rpm
ミッション
ステップトロニック付きCVT(無段変速機)
10・15モード燃焼[km/l]
11.6km/l
定員[人]
4人
税込価格[万円]
254.1万円
発売日
2006年2月4日
レポート/写真
徳田 透(CORISM編集部)
取材協力
BMWジャパン
達人プロフィール: 徳田 透
職業:町のクルマ好き
1歳の誕生日、母に抱えられ出かけて以来、一度も欠かさず東京モーターショーに通い、『自動車ガイドブック』を絵本代わりに育つ。クルマ以外にも鉄道・バスといった陸を走る乗り物ならみんな大好き。単なる「マニア」とも言う。