格段に向上したインテリアの質感
初代モデルのインテリアはメルセデス・ベンツクォリティに欠けた大味なイメージのものだったのに対し、今回の2代目モデルではインテリア回りの雰囲気も格段に質感が向上した。本革シートやウッドパネルなどの自然素材を使うことなどによってプラスチッキーな部分がほとんどなくなって質感の高いインテリアを作っている。
ボディサイズが大きくなったことによって左右のシート間の感覚が大きく広がったほか、後席の頭上と足元、あるいはリヤのラゲッジスペースなど、いずれも大きく拡大している。2列シートで乗車定員は5名だが、リヤシートは分割可倒式で、座面を起こして背もたれを倒すダブルフォールディング式。これによって広くてほぼフラットなスペースを作ることができる。大きな力を必要とせず、簡単にラゲッジスペースを拡大できるのも良い。
装備は上級グレードのML500にハーマンカードンのカーオーディオを標準装備するなど、高級感にあふれた仕様が用意される。ほかのメルセデス・ベンツ車にも採用されるカーナビも標準で装備される。ESPやカーテンエアバッグなど、充実した安全装備が用意されるのもメルセデス・ベンツ車として当然のことである。