- この記事の目次 CONTENTS
- 記事トップ
- "レガシィ B4" のワゴンにはない価値
- その価値をさらに深めるマイナーチェンジ
"レガシィ B4" のワゴンにはない価値
レガシィといえばツーリングワゴンのイメージが強いが、4ドアボディのB4もスポーツセダンとして高い人気を集めている。ターボ仕様のエンジンやAWDのシャシーシステムを持つことなどにより、ミドルクラスの4ドアセダンの中で独自の地位を確保するのが特徴で、ほかのミドルセダンにはない高いスポーツ性を持つモデルだ。
レガシィはかつてWRCに参戦した歴史があり、現在はその役割をインプレッサに譲っているが、ラリー経験を持つスポーツセダンであるのは変わらない。
その価値をさらに深めるマイナーチェンジ
今回のマイナーチェンジではツーリングワゴンなどと同様、フロント回りのデザインが大きく変更になった。基本的には航空機の翼をイメージしたフロントグリルだが、GTスペックBに関してはメッシュタイプのグリルを採用するなど、グレードによる違いも設けている。
リヤビューは比較的小幅な変更ながら、リヤコンビランプやリヤバンパーのデザインが変更され、これまでとは違ったワイド感のあるデザインになった。
ウィンカー部のデザインが変更され、精悍さが増した。またグリルも大型化して迫力あるフロントマスクを手に入れている。特に "スペックB" は専用デザインで個性を明確化!
リアスタイルにも大きな変更はないが、細部の変更で印象が変わっている。"ツーリングワゴン" "アウトバック" に決して引けを取らない存在感を誇る!
リアコンビネーションランプはかなり小型化され、前期モデルの2/3の大きさ。それでも下部にはメッキモールが配され質感は維持。よりスポーティな印象だ。
グレードに応じて "16" "17" "18" 各サイズのアルミホイールが組み合わせられる。写真は "スペックB" の18インチ。ダーク調ハイラスター塗装仕上げの新デザインで存在感抜群。
代表グレード | GT スペックB |
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) | 4635×1730×1435mm |
車両重量[kg] | 1480kg |
総排気量[cc] | 1994 |
最高出力[ps(kw)/rpm] | 260ps(191kw)/6000rpm |
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm] | 35.0kg-m(343N・m)/2000rpm |
ミッション | スポーツシフト E-5AT |
10・15モード燃焼[km/l] | 12.0km/l |
定員[人] | 5人 |
税込価格[万円] | 313.95万円 |
発売日 | 2006/5/24 |
レポート | 松下 宏 |
写真 | 佐藤 靖彦 |