レース終了のサーキットに再び熱気が! ファン感謝イベント
間もなく06年が終わる。レースの世界もオフシーズンに突入し、サーキットには静寂が戻った。この時期、トヨタと日産、そしてホンダはサーキットでファン感謝のイベントを開催するのが慣例となっている。今年はホンダが先陣を切り、11月23日にツインリンクもてぎでサンクスデーを開催した。朝の9時から2輪と4輪のイベントが目白押しで、サイン会やトークショーのほか、サーキット同乗走行なども企画されている。2輪の目玉は、天才ライダー、フレディー・スペンサーのデモランとトークショーだ。4輪はF1マシンとGT選手権レースに出場しているNSXの模擬レースである。
F1はシーズン後半に調子を上げてきたホンダRA106にアンソニー・デビッドソンが、スーパーアグリF1チームのSA06Bには佐藤琢磨が乗り、デモ走行を行った。
26日に富士スピードウェイで開催されたトヨタ・モータースポーツ・フェスティバルではラルフ・シューマッハーがトヨタTF106をドライブした。また、サプライズで中嶋一貴がウィリアムズFWに6改/トヨタのステアリングを握って注目を集めたが、痛恨のスピンを喫し周囲をハラハラさせている。ヴィッツレースやGTマシンによる模擬レースも行われた。07年には富士でF1が開催されることもあり、3万人に迫るギャラリーが詰め掛けている。
ドライバーやマシンを間近に見られるチャンス!
夢のF1や最新鋭のGTマシンを、間近に見られるし、ドライバーと一緒に記念撮影することもできる。リーズナブルな入場料だったこともあり、会場は家族連れやカップルであふれた。天気が今イチだったにも関わらず3万人近いファンが集まったのだから凄い。会場内にはミニカーやクルマ関連グッズを売る店が並んでいたからボクも何点かゲットしてきた。次はNISMOフェスティバルを紹介するゾ。
パブリカ800に目を留める人々
トヨタのTMSFではメインスタンド裏にたくさんの出店があり、パーツやミニカーなどを売っていた。ドレスアップカーに混じって空冷エンジンのパブリカ800が展示されている。覗き込んでいるオジサンも多かった。
スポーツカーのパレードに興奮!
ウィリアムズのF1マシンに中嶋一貴氏が乗車
07年にトヨタのV8エンジンを積んでF1を戦うウィリアムズのF1マシンも姿を現した。ステアリングを握ったのは、来期のテストドライバーを務める中嶋一貴だ。雨の足をすくわれ、スピンして周囲をヒヤッとさせる場面も!
キャメルカラーのロータス100Tは一貴氏の父、中嶋悟氏が乗車
ホンダのサンクスデーでは、中嶋一貴の父の中嶋悟がキャメルカラーのロータス100Tのステアリングを握った。ホンダ黄金期のマクラーレンMP4/5は佐藤琢磨、F2のラルトRH6は松浦孝亮がドライブしている。
会場でゲット! セリカとセックレスMR-S
会場で手に入れた2003年モデルのGT選手権マシン。トヨタ車はGT300クラスに出場しているウェッズスポーツ・セリカとレックレスMR-Sをゲットした。タミヤの64分の1スケールで、半額近い480円でゲット!!