最強のご当地『B級』グルメを求めて!
そうだ、富士宮に行こう
ジマンじゃないけれど、美味しいモノには目がない。中でも、「B級」などと呼ばれる大衆的な味にひかれてしまう。間違っても、高級なお店なんぞ全然興味はないのだ(と強がってみる)・・・!
そんなワタクシが今気になっているのが『富士宮やきそば』だ。B級ご当地グルメの日本一を決める「B-1グランプリ」(そんなものがあるんです)で2年連続No.1を獲得するなど、その人気には定評がある。しかしこの焼そば、東京で出すお店はほとんどなく、東京から100km以上離れた静岡県富士宮市まで行かないと食べられないというシロモノなのだ!
たかが焼そば、されど焼そば。うーん、興味津々・・・そうだ、富士宮に行ってみよう!
駐車場の憂鬱を『おでかけストラーダ』が救う!?
カーナビユーザーにとって、ドライブの前はウレシイ反面、ちょっと憂鬱だ。これから出かけるというのに、まずはその前にナビに目的地やら経由地やらアレコレと入力する必要があるのだから。便利を享受するのに面倒、という矛盾・・・1日にあちこちと巡りたい場合などには、これがなにげに時間のかかる作業だったりする。
しかし、そんな面倒もさようなら。『おでかけストラーダ』が、イッキに解消出来たのだから!
『おでかけストラーダ』とは、パナソニックのナビ「ストラーダ」ユーザー専用会員制WEBサイト「CLUB Strada」の中に出来た最新コンテンツ。「おでかけスポット」や「おでかけプランナー」を使って、自宅のパソコンなどで下調べすることが出来る。しかも、作成したデータをSDメモリーカードに保存、これをHDDカーナビステーション ストラーダ「Fクラス」に挿入すれば、専用のメニュー画面が立ち上がって車内での目的地設定がイッキにラクになる! 車内で目的地や経由地の検索をアレコレとやる手間が、イッキに省けるというワケだ。
ちなみにサイト『おでかけストラーダ』は、パソコン以外でも携帯電話や薄型テレビ「ビエラ」から利用出来る「アクトビラ」用サイトからもアクセス可能。家族や仲間同士、ドライブの前に楽しくプランを立てることが出来るのだからウレシイ。
じっくり調べて決める、新しいクルマ旅のスタイル
さて、今日の旅の目的地は「富士宮」に設定した。あまり立ち寄ったことのないエリアで土地勘もない。ともあれ、自宅のPCで調べてみることにしよう。
まずは「おでかけストラーダ」で静岡県富士宮市を検索。市街地の中心に「富士山本宮浅間大社(ふじさんほんぐう せんげんたいしゃ)」が位置することがみてとれる。こちらは、日本一の富士山を御神体とする浅間大神(あさまのおおかみ)などを祭り、日本中にある浅間神社の起源ともなっているところだという。そんな浅間大社を中心に富士宮の町は形成。さらに富士山登山の表玄関として、全国から登山客が集まる観光拠点へと栄えていった。
というワケで、さっそく浅間大社周辺の飲食店検索を試みてみる。いくつかのリストから、創業50年近い老舗の鉄板焼き店をセレクトしてみた。「おでかけストラーダ」は位置情報のみならずお店の詳しい情報などにもリンクする。
ほう、「創業以来使い続けている鉄板」で作ってくれるんだ・・・そんな情報も事前にきっちり知ることが出来るのがウレシイ。行き当たりばったりの旅も楽しいけれど、こうやって期待を胸に出かけられる楽しさもまた格別だ。
せっかく富士山のそばまでゆくのだからと、さらに周辺の観光ルートを調べてみる。朝霧高原に白糸の滝。地図を見ながら「そこまで足を伸ばすなら、隣接する山梨県側にも行ってみよう」。この時期の富士五湖周辺は気持ちイイよなあ、なんて考えながらコースを定めてみる。「おでかけストラーダ」は、地図帳と旅行情報誌をいっしょにめくるみたいに、気軽にシュミレーション出来るのがいい。
結局、都心から中央道を経由して富士五湖。そこから朝霧高原、富士宮市街へと続くルートをひいてみた!
富士宮焼そばの特長とは
気軽な市民の味として、富士宮では戦後すぐに広まった焼そば。独自の製麺方法は全国でも例を見ないものだが、それまで門外不出だった地元の味だった。しかし地元の方々も、これが珍しいものだとはあまり意識もしなかったとか!? ちなみに静岡県富士宮市内には現在、150店舗以上の焼そば店があると言われている。
そんな「富士宮やきそば」を全国に広めるべく2000年頃立ち上がったのが「富士宮やきそば学会」だ。公式ウェブサイトによれば、そのまちおこし活動による経済効果は平成13年から18年度の6年間で実に217億円余りにも及ぶという!
富士宮やきそばの特長、その1は『麺』。初めて富士宮焼そばを食したら、そのもちもちプリプリした独特の太麺に圧倒されるはずだ。水分がすくなく引き締まった麺は、蒸した後に湯通しせず油でコーティングするという独自の製法で作られているのだという。
そして特長2『具』。地元産のキャベツや肉かす(豚肉の背脂)が、麺と実にマッチしている。なお、ドロっとしたお好み焼のソースではなく、あっさりしたウスターソースの味付けが基本となる。もちろん、各店舗によって独自の調合があるようだ。
最後の特長その3『魚粉』。イワシやサバなどから作られただし粉を仕上げにたっぷりと掛けるのだ。この豊かな風味が口の中に広がった瞬間、実に幸せな気分になる・・・ああ、思い出しただけでヨダレが・・・
革新的な進化「さあ、次は何食べよう!?」
カーナビの登場は、私たちの旅のスタイルをガラッと変えてくれた。
見知らぬ土地で心細い思いをせずに目的地まで導いてくれることが、こんなにも安全運転のサポートになるかを、カーナビを一度でも使ったことのあるユーザーなら心から実感しているはずだ。
そして2007年。自ら積極的に情報をセレクトすることで、誰でも自分だけのオリジナル「ルートマップ」を作り出すことが出来る。ストラーダFクラスを取り巻く環境は、まさに”Web2.0”時代に相応しい革新的な進化を遂げた。
ともかく思い立ったらまず現地に向かってみる、というのもアリだし、事前にきっちりと地図やガイド情報をチェックして、Web上で行程表を組んでみる、というのもまたアリ。クルマの旅が、ますます楽しくなってきた。
よし、次は「何を食べに行こうかな」!
( 取材協力:松下電器産業(株) パナソニック オートモーティブシステムズ社 )
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written by 徳田 透
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