コンセプトカー2台も世界初公開
ダイハツは、小型乗用車「ブーン」(欧州名:シリオン)をマイナーチェンジし、9月13日(プレスデー:11日)から23日まで、ドイツ・フランクフルト見本市会場にて行われる「フランクフルトモーターショー」において発表する。
今回、ショートノーズ、ショートオーバーハングの先進的シルエットは継承しながらフロントバンパーを一新し、ワイド&ローの安定感と立体感が表現された。また、シートには明るくカジュアルな表皮を採用し形状も一新したほか、メーターデザインも一新し、視認性を向上するとともにメーター内の液晶パネルに瞬間・平均の両方を示す燃費計を装備した。
さらに、新エンジン3SZ-VE搭載の1.5Lスポーツモデルを追加し、エンジンマウントなどの見直しで静粛性も向上したほか、リヤサスペンションにロールを抑える湾曲ビームを採用するなど操縦安定性も向上した。
また、VSC(Vehicle Stability Control)をスポーツモデルに新設定し、さらなる安全性を追求している。同車は今後、秋から順次欧州を中心に販売がを開始される。
なお、ダイハツは今回のモーターショーで、オープンスポーツカーの将来像を形にした「OFC-1」と、地球と人に優しい次世代スモールカー「HSC」、いずれも世界初公開となる2台のコンセプトカーなどを出展している。