幻のGT-R、幻のレースカーが今、動き出す!
72年の東京モーターショーで展示されるも、その後のレース撤退により実戦に投入されることはなかったKPGC110"ケンメリ"GT-Rレースカー。長らく静態保管されていたショーモデルが日産有志の手によりレストアされ、実に30余年の時を経て蘇った。
そもそもベースのケンメリGT-R自体、わずか197台で生産を止められた幻のモデル。その象徴的アイコンである同レースカーが実際に走るというのだから、実に興奮させられる。
この歴史的モデルをドライブさせるのは、元日産ワークスドライバーの北野 元(きたの・もと)氏。高橋 国光氏と共に、エースドライバーとしてKPGC10 GT-Rの49連勝を達成したほか、R382など歴代の日産スーパーマシンを駆った伝説のドライバーだ。そんな歴史的瞬間をチェックして欲しい。