よりシャープな外観に生まれ変わった!
クライスラー日本は、「ジープ チェロキー」を7年ぶりにフルモデルチェンジし、6月7日より全国のクライスラー販売店を通じ発売を開始する。日常での走行に適した乗り心地とハンドリングにさらに改善を施したほか、新開発のセレクトラックIIフルタイムアクティブ4x4システムを採用し、ジープならではのオフロード走破性も進化させた。
まず、エクステリアでは、ジープの象徴である7本の縦型スロットグリルが装備される。グリルを囲むフロントモジュールにはフォグランプが組み込こまれ、精悍な印象に仕上げられた。サイドシルエットでは、奥まったボディセクションや高いベルトラインにより、タフさ、力強さ、高い走破性能を感じさせる。ボディサイズは先代モデルより全長で20mm縮小、全幅で10mm拡大したいっぽうで、リアシートのレッグルームは38mm、カーゴエリアで84mm拡大した。
また、オープンエアの開放感を味わえる「スカイスライダーフルオープン・キャンバスルーフ」はメーカーオプションで装着可能となっている。
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インテリアでは、ツートーンの新デザインが採用されたインパネは、機能的かつ広々とした室内空間を演出している。7型WVGA・タッチパネルモニターのHDDナビゲーションシステムを標準装備。道路状況の最新情報をリアルタイムで収集するほか、画像や音楽データを保存することも可能となっている。
シートも快適性の向上が図られた。リアシートにもリクライニング機能を備え、さらにフロントおよびリアシートはホールド感を高め、座面のクッションの長さを拡大することで、よりリラックスできるという。
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熟成進む、走行性能!
搭載されるエンジンは、3.7リッター SOHC V6 ガソリンエンジン。最高出力は151kW(205ps)/5,200rpm、最大トルクは314N・m(32.0kg-m)/4,000rpmを発揮し、静粛性と耐久性を実現。組み合わされる、4速オートマチックトランスミッションには可変油圧ラインプレッシャー機能を搭載し、燃費を向上させた。
そして注目は、新開発のセレクトラックII 4x4システム。幅広い路面状況に適し、あらゆる状況下での走行に最適な4x4オートモードを備える。4x4オートモードでの走行では、システムが各種センサーからのデータを利用し、その時の走行状況に応じてフロントおよびリアアクスル間のトルク配分を調整して、応答性の高いトラクション性能を実現する。
また、新開発の独立懸架ショート/ロングアーム コイルスプリング フロントサスペンション、新開発5リンクリアサスペンション、ラックアンドピニオン式パワーステアリングシステムがオンロードにおける乗り心地と俊敏でしっかりとしたハンドリングを可能にした。
さらに、急勾配の下り坂での走行をサポートする新システム「ヒルディセントコントロール(HDC)」、坂道発進時にスムーズな発進をサポートする「ヒルスタートアシスト(HSA)」なども標準装備している。
価格は、444万1500円(サンルーフ付は462万円)。
代表グレード
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リミテッド
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ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
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4500x1830x1785mm
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車両重量[kg]
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1930kg
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総排気量[cc]
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3700cc
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最高出力[ps(kw)/rpm]
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205ps(151kw)/5200rpm
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最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
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32.0kg-m(314N・m)/4000rpm
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ミッション
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電子制御式4速オートマチック
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10・15モード燃焼[km/l]
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7.1km/l
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定員[人]
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5人
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税込価格[万円]
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444万1500円
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発売日
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08/06/07
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写真
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クライスラー日本
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