使い勝手を体験できるデモンストレーションも
三菱は、9月24日から26日まで東京国際展示場(東京ビッグサイト)東展示ホールで開催される第35回 国際福祉機器展「H.C.R. 2008」に、福祉車両「ハーティーラン」シリーズとして、参考出品車「トッポ 車いす仕様車(ニールダウン式)」「i MiEV 助手席回転シート仕様車」「ランサーエボリューション� 運転補助装置仕様車」など、計6台を出展する。
ブース内では、展示車によるデモンストレーションが行われ、「ハーティーラン」シリーズの実際の使い勝手を体験することができる。
車いす仕様車(ニールダウン式) は、車いすに乗ったままでの車内への乗り降りを可能とした。ニールダウン式は、車両後部に収納された折りたたみ式のスロープを引き出して乗り降りするもので、ロープの勾配がゆるやかになるため車いすでの乗降を容易にしている。
今回、従来の「ミニキャブ」「タウンボックス」に加えて、9月17日に発売された新型「トッポ」にも車いす仕様(ニールダウン式)を設定し、12月以降に発売を予定している。
ムービングシート仕様車では、シートがスイッチ操作により電動で回転し、さらに車外へスライドダウンすることにより、乗り降りを容易にする。「デリカD:5(ディーファイブ)」では2列目左側シートに、「eKワゴン」では助手席に設定した。
また、助手席回転シート仕様車では、簡単なレバー操作で助手席が回転することにより、安全でスムーズな乗り降りをサポートする。今回は、2009年中に市場投入を予定している新世代電気自動車「i MiEV(アイ ミーブ)」の助手席回転シート仕様車を参考出品する。
さらに、「ランサーエボリューションX(テン)」の「Twin Clutch SST」仕様車に、下肢の不自由な方の運転を補助する手動運転装置(アクセル・ブレーキを手元のレバーで操作)を装着し、参考出品する。
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