【新型 セレナ 新車購入ガイド:'09春編！】新型 日産 セレナを買うならどのグレードを選ぶ!?　ずばり買いのモデルはこれだ！　値引き額も公開！

大きく分けて3タイプのモデルが用意されている

　8人乗りの3列シートミニバンながら、手頃な5ナンバーサイズのボディを持つ日産 セレナ。運転のしやすさや使い勝手の良さ、そして手頃な価格で人気を博している。2008年の12月には一部改良を施し、さらなる商品力の強化が図られた。そんなセレナだが、グレード体系はいたってシンプル。
　大きく分けて標準系とハイウェイスター、そしてカスタマイズカーのライダーの3タイプがある。まずはそのうちのどれにするかだが、標準車＆ハイウェイスターは216.3万円から、ライダーは257.75万円からと、それなりの価格差がある。そのため単純に見た目などの好みで選ぶというわけにはいかないかもしれない。ライダーはボディ補強パーツや専用のエンジンコンピューターを採用するものもあるなど、かなり本格的なカスタマイズが施されているので、ある意味マニア向けともいえる仕様だ。ここでは標準系とライダーに分けておすすめのグレードを紹介していこう。ちなみにライダーを含む全グレードで4WDが選べるので、FFにするか4WDにするかは居住地域などの使用状況に合わせて選べばいいだろう。

標準系＆ハイウェイスターは意外にもシンプルなラインアップだ

　まず始めに標準車のグレード体系だが、これが実にシンプル。ハイウェイスターを含めても3種類しかないのだ。まずはベーシックな20Sだが、価格は216.3万円（FF）だ。装備類はバイキセノンヘッドランプやインテリジェントキー、電動スライドドアなどがオプションで選べる。もちろんオプション無しでも基本的な装備は付いているのだが、このグレードを選ぶならこれぐらいは付けたい気もする。
　そうなると20G（FF/253.05万円）という選択肢も考えられるが、本革巻きステアリングや木目調インパネ、抗菌防臭加工シートなどが20Sにはオプションでも付けられないので、これらの装備に興味がなければ20Sに必要なオプションを装着するのが賢い買い方といえそうだ。
　最後にハイウェイスター（FF/246.75万円）だが、これはエアロパーツやサスペンション、そしてシート表皮や本革巻きステアリングなどのさまざまなハイウェイスター専用の装備類が満載されている。見た目も走りもスポーティな雰囲気があるので、予算に余裕があるならおすすめだ。実際にセレナの一番の売れ筋グレードでもある。また全グレードにプラス35.7万円でHDDナビパッケージというものが用意されている。これは地デジ内蔵のカーウイングス対応HDDナビをセットオプションにしたもの。ディーラーオプションのお手頃価格ナビや社外品を付けたいと考えているなら特に選ぶ必要はないだろう。

本格的なカスタマイズが施されたマニア向けグレード

　さて、カスタマイズカーのライダーだが、大きく分けてライダー（FF/257.75万円）とライダー パフォーマンススペック（FF/272.475万円）そしてライダー ハイパフォーマンススペック（FF/289.75万円）がある。そして、それぞれに15.75万円高の本革内装仕様が用意される。基本的な装備類はベースとなった20Sに準じたもので、バイキセノンヘッドランプや電動スライドドアなどはオプションとなっている。
　ライダーは専用のエアロパーツや足まわりを装備している。そしてシート地やステアリングなども専用品となり、個性的なルックスが最大の魅力といえる。そしてパフォーマンススペックになると、さらにタワーバーや前後のクロスバー、そして専用タイヤなどが装備され、見た目だけでなく走りの印象もかなりスポーティになっているのだ。
　さらにハイパフォーマンススペックになるとエンジン（高圧縮比化、専用カム、専用コンピューター）にまで手が加えられ、パワーアップが図られている。それだけに価格もかなり高くなってしまうが、それに見合ったスペックは手に入れている。後は予算との相談でもあるが、いろいろとカスタマイズを考えている人なら検討してみる価値はあるはずだ。
　最後になってしまったが、セレナの値引きについて。やはりライバルであるトヨタ ノア/ヴォクシーやホンダ ステップワゴン、そしてマツダ ビアンテとの競合は効果がある。特にトヨタの2台は効果的なので、最低でもトヨタのどちらか2台だけでも競合させるといいだろう。気になる値引き額は約40万円前後。この金額を目標に交渉を進めていこう。

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