【東京モーターショー2009】アレンジ次第で無限の使い道！　遊びも仕事もこなせるスーパー1BOX「ダイハツ Deca Deca(デカデカ)」[コンセプトカー]

軽自動車の常識を打ち破る広大な室内空間

　軽自動車の限られたスペースを最大限に使えるパッケージングが、このデカデカの特徴といえる。移動中も駐車時も、あらゆる場面でさまざまな使い方ができるようホビー視点で設計されており、全高はなんと1820mm、室内高も1400mm確保されているというから驚きだ。
　ダイハツが「スーパーホビーボックス」というだけあり、まさに軽自動車最強の1BOXといえる。助手席側のドアはピラーレス構造の観音開きドアで、大きな荷物を載せるときや乗り降りにも便利で、ユーザーの工夫次第であらゆる用途に使うことができる。

豊富なシートアレンジで使い方は無限大

　そう聞くと、なんだかアウトドアレジャー派向けのクルマかと思ってしまう。だが35インチ液晶モニターを装備するなどインドア派やオフィスとしての使用など、多彩な使い方が想定されているのだ。室内はFF低床を突き詰めたパッケージングのため、フロアは完全にフラット。また助手席はインパネ側に、後席はサイドに跳ね上げて収納できるので、驚くほどのスペース効率を誇っている。
　デカデカは、完全なコンセプトモデルなので、このまま市販されることはないが、今後こういった遊び心を取り入れたクルマが出てくることを期待したいものだ。

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