この記事の目次 CONTENTS
記事トップ
3列シート7人乗りの全車種
7人乗り人気おすすめランキングTOP5
1位 トヨタ「ヴォクシー」「ノア」
2位 トヨタ「アルファード」
3位 ホンダ「フリード」
4位 マツダ「CX-8」
5位 三菱「D:5」
チェックしたい「隠れた名車」

3列シート7人乗りの全車種

3列シートを備えた7人乗りというとミニバンを思い出す人が多いですが、実は以下のように多くの選択肢があります。

【コンパクトカー(コンパクトミニバン)】
トヨタ「シエンタ」
ホンダ「フリード」

【ミニバン】
トヨタ「ヴォクシー」「ノア」(※姉妹車)
トヨタ「アルファード」「ヴェルファイア」(※姉妹車)
ホンダ「ステップワゴン」
ホンダ「オデッセイ」
日産「セレナ」(※スズキ「ランディ」はこのOEM車)
日産「エルグランド」
三菱「D:5」

【SUV】
トヨタ「ランドクルーザープラド」
トヨタ「ランドクルーザー」
レクサス「RX450hL」
ホンダ「CR-V」
日産「エクストレイル」
三菱「アウトランダー」
マツダ「CX-8」

2021年まで販売されていたトヨタのエスクァイアとプリウスαは販売が終了となってしまいました。

Q&A 7人乗りのメリットは?

最大のメリットは、多くの人数が乗れることです。そのため「子どもの友達を乗せなければならない」「帰省の時に3世代でクルマに乗りたい」といった場合に便利です。

またボディタイプや車種によって「車中泊ができる」「自転車やアウトドアグッズ等の長いものも載せられる」などの特徴があります。

Q&A 7人乗りのデメリットは?

最大のデメリットは、ボディサイズが大きいために運転しにくい点でしょう。また5人乗りのクルマほど選択肢がなく、価格もやや高い傾向があります。

Q&A 運転しやすい3列シート車もあるの?

7人乗りで運転をしやすいのは、コンパクトミニバンのフリード(下記ランキング3位)や、そのライバルのシエンタでしょう。どちらもコンパクトカーサイズなので「初めての3列シート」という人にもオススメです。

ただしコンパクトカーサイズである分、3列目シートは大人が座るには窮屈です。「子ども用」「非常用」と割り切る必要があります。

Q&A 車中泊はできるの?

7人乗りの3列シートなら、車中泊ができるクルマは多いです。ただしクルマによって車中泊のしやすさには差があるので注意しましょう。

一般に、SUVよりはミニバンの方が車中泊しやすい設計になっています。また同じ車種でも、2列目の座席として一人ずつ独立した「キャプテンシート」を選んでしまうと、フルフラットにならないことがあるので注意しましょう。

Q&A 本格オフローダーもあるの?

SUVであれば、本格オフローダーの代表格は何といってもトヨタのランドクルーザーでしょう。また一回り小さいランドクルーザープラドも高い悪路走破性を備えています。

ミニバンで本格オフローダーは少ないのですが、三菱のD:5(下記ランキング5位)はその中で唯一、泥や砂の道でも走りこなす性能を備えています。

Q&A 同じ3列ならミニバンとSUVのどっちが良いの?

乗り降りのしやすさ、車内空間の広さを求めるならミニバンが良いでしょう。フロアが低いので子どもやお年寄りも乗り降りしやすく、また大きな荷物も載せやすいです。

他方で「アウトドアに使いたい」という場合はSUVが良いでしょう。また運転のしやすさという点では、わずかながらSUVに軍配が上がります。

7人乗り人気おすすめランキングTOP5

選択肢が多い7人乗りのクルマの中でも、人気おすすめランキングのトップ5は以下の通りです。

1位 トヨタ「ヴォクシー」「ノア」

・新車時価格(税込):218万円〜344.3万円(※ヴォクシーの場合)
・中古車相場:5.8万円〜404.3万円(※ヴォクシーの場合)
・サイズ:全長4695mm、全幅1730mm、全高1895~1925mm
・主なライバル:日産「セレナ」、ホンダ「ステップワゴン」
(※上記画像はモデルチェンジ前のものです)

7人乗りと8人乗りが選べて、しかも運転も難しくないミドルサイズミニバンのヴォクシーとノア。この2台は姉妹車であり、基本的な構造は同じです。主な違いは顔つきだけだと思って差しさわりないでしょう。

2022年1月にモデルチェンジし、トヨタでも最新の安全装備を身に着けた2台。より存在感のある見た目に進化し、車内の快適さも向上しました。
新型になった新車に加え、モデルチェンジで相場が下がった中古車にも注目です。未使用車も流通していますので「中古車扱いだけど未使用」というクルマが欲しい人は必見です。

ライバルのセレナやステップワゴンも良いクルマなので、ディーラーをまわって価格比較をするのもオススメです。

2位 トヨタ「アルファード」

アルファード 外観

・新車時価格(税込):319.8万円〜1514.1万円
・中古車相場:38万円〜959.9万円
・サイズ:全長4950 mm、全幅1850 mm、全高1950 mm
・主なライバル:(強いてあげるなら日産「エルグランド」かホンダ「オデッセイ」)

広々とした7人乗りを求めている人にオススメなのがアルファード。1位のヴォクシー/ノアよりも一回り大きく、ミニバンとして最大級のサイズです。姉妹車のヴェルファイアも同じ作りをしていますが、見た目が理由でアルファードに人気が集中しています。

存在感のある見た目、高級感があるインテリア、充実した安全装備とクルマの出来栄えはほぼ満点。ただし新車も中古車も価格が高いのが欠点です。

同じサイズ感のクルマとしてはエルグランドとオデッセイが挙げられますが、ライバルというほどの存在感はありません。その分だけ価格交渉はしやすいので「広さにはこだわるけど見た目は気にしない」という場合は候補に入れても良いでしょう。

3位 ホンダ「フリード」

ホンダ フリード+_外観

・新車時価格(税込):188万円〜297.2万円
・中古車相場:5万円〜315万円
・サイズ:全長4265mm、全幅1695mm、全高1710~1735mm
・主なライバル:トヨタ「シエンタ」

コンパクトカーサイズで運転しやすいのが最大の売りのフリード。それでいて2列5人乗りだけでなく3列7人乗りも選べます。3列目は狭いですが、非常用と割り切れるならとても便利な一台。普段は3列目を格納することで、広い荷物スペースになります。

同じサイズ感のシエンタは、いわば「因縁の相手」。ただし安全装備の点ではフリードに軍配が上がるので、フリードから検討することをオススメします。

4位 マツダ「CX-8」

・新車時価格(税込):289.4万円〜511万円
・中古車相場:193.9万円〜499.8万円
・サイズ:全長4900mm、全幅1840mm、全高1730mm
・主なライバル:ホンダ「CR-V」、日産「エクストレイル」

3位まではミニバンが続きましたが、コスパのよい7人乗りSUVを探している人にオススメなのがマツダのCX-8。7人乗りSUVとしては比較的リーズナブルな価格設定で、しかもクリーンディーゼル車もあるので維持費も抑えることができます。

ライバルとしては、価格帯やサイズ感が近いCR-Vとエクストレイル。ただし見た目の方向性が異なる他、クリーンディーゼルという他社と異なる強みがあるクルマなので、あまり比較されることは多くないでしょう。

5位 三菱「D:5」

・新車時価格(税込):221.3万円〜460.1万円
・中古車相場:17.8万円〜538.8万円
・サイズ:全長4800mm、全幅1795mm、全高1875mm
・主なライバル:なし

知名度は高くないにもかかわらず、知る人ぞ知る一台として根強い人気を誇るのが三菱のデリカD:5。ミニバンでありながら本格オフロード性能を持つため、ライバル不在の独自路線を行く一台です。

泥道も走れる高いオフロード性能、それでいてミニバンならではの広い車内空間を備えているため、車中泊にキャンプにと使い倒したい人にピッタリ。

一見「少し高いな」と思える価格ですが、全車4WDで、サイズ感もアルファードに近いこと、しかもディーゼルエンジンであることを考えると、むしろお得感すらあります。クリーンディーゼルなのでガソリンより燃料代が安いのも嬉しいポイントです。

チェックしたい「隠れた名車」

7人乗りのクルマの中には、新車や人気車だけに注目すると見落としてしまう「惜しくもランキング外」「隠れた名車」もあります、

三菱「アウトランダー」のPHEVモデル

三菱のアウトランダーは以前からPHEVモデルが販売されていましたが、従来は5人乗りのみでした。しかし2021年12月のモデルチェンジにより、7人乗りにもPHEVモデルが追加されました。

PHEVなので電源から充電すれば電気だけで走行可能。EV航続距離は83㎞(4WD、WLTCモード以下同)で、充電がなくなれば通常のハイブリッドカーとして走ることができるので、日常生活で不自由することはないでしょう。
スポーツカーのような走り、快適な乗り心地と総合力も非常に高いです。

PHEVでありながらハリアーのハイブリッド並みの新車価格、しかもガソリン代も抑えられるため家計にも嬉しい一台です。

トヨタ「エスクァイア」の未使用車

トヨタ エスクァイア

高級感のある見た目、それでいてアルファードより一回り小さいサイズ感であったため「小さなアルファード」とも呼ばれていたエスクァイア。惜しまれつつ2021年で終了してしまったモデルです。

しかし2022年の今ならまだ、未使用のクルマを購入することができます。モデルチェンジや販売終了前後には、「中古車扱いだけれど未使用」の登録済み未使用車が流通することが多いからです。

ガリバーでもエスクァイアに加えて、モデルチェンジ前のノア/ヴォクシーの未使用車を取り扱っています。在庫は日々入れ替わりますので、ぜひ定期的にチェックしてみてください。
(※在庫状況により、車種によっては未使用車がない場合もあります)